奈良県・曽爾(そに)村のホタル狩り。曽爾村は毎年「ほたるまつり」が開催されるほどホタルで有名な場所であり、梅雨時にはたくさんのホタルが飛び交います。
昨年、2019年「ほたるまつり」は台風の影響で残念ながら中止となりましたが、今年も曽爾村各所で多くのホタルが見られることでしょう。
さて、今回は初めてホタル狩りで曽爾村を訪れる方へ、ホタル穴場スポットをご紹介させていただきます。
曽爾村のホタル
2019年6月初旬に奈良県・曽爾村でホタルを観賞してきました。私が住む奈良市内ではホタルを見る機会がなくなりましたが、曽爾村では毎年6月中旬に「ほたるまつり」が開かれるなど、まだまだ広範囲にホタルが乱舞するのです。
梅雨前ということもあり時期的にまだ少々早いのですが、果たして見ることができるのでしょうか。
曽爾村掛
曽爾高原で有名な曽爾村は三重県・名張市との県境にあり、村の大半が室生赤目青山国定公園に指定される自然豊かな村です。
大阪から向かう場合は阪奈道路、24号線で南下すれば2時間少々で到着することができますよ。
初めて曽爾村を訪れる方へオススメなホタル観賞の穴場スポットは、榛原方面から曽爾村に入って間もない場所、曽爾村掛にある青蓮寺川と山粕川に架かる2つの橋です。
写真でわかりやすくご紹介しますね。榛原方面から369号線で名張方面へ向かえば、やがて曽爾村に差し掛かります。しばらくすると、右手に掛直売所、左手に掛公園が見えてくる。
こちらの掛公園前にクルマを駐車します。
掛公園
曽爾村の名所案内板が設置されています。
曽爾村掛という場所は、曽爾村のほぼ入口に位置しています。サンビレッジ曽爾・お亀の湯・香落渓などの有名処はまだ先の方ですよ。
案内板をよく見れば、青蓮寺川に沿って広範囲に渡ってホタル観賞スポットが図示されています。
無料駐車場
こちらの掛公園には無料駐車場があります。3台分しかありませんが、余程のことがない限り満車になることはありません(キッパリ)。
きれいな公衆トイレ
そして、ありがたいことに洋式水洗トイレもあります。駐車場とトイレがあれば、万全ですよね。
男女別、身障者用トイレ。綺麗に掃除されており、トイレットペーパーも常備されています。こちらのトイレは農産物直売所の方がボランティアで管理してくださっているとのこと、ありがとうございます。
飛行機にタダで乗れる方法を知って以来、ここ数年は飛行機旅行ばかりになってしまいましたが、久しぶりにマイカーで遠出するドライブは楽しいものです。
ホタル観賞の穴場スポット
さて、掛公園にクルマを駐めて、今来た道を歩いて榛原方面へ少し戻ります。
駐車場から徒歩1分で、青蓮寺川に架かる橋の上に到着。
こちらの橋の上が、一つ目の穴場スポット。歩道が広いのでお子様も安心ですよ。
続いて、二つ目のスポットへ向かいます。このまま橋を渡り切って・・
右に曲がります。
二つ目の穴場スポット、山粕川に架かる小さな橋が見えてきました。青蓮寺川の橋からここまで徒歩3分程度です。
交通量は少ないですが、クルマに気をつけてくださいね。
ゲンジボタル
さて、日が暮れると、あちらこちらで蛍の光が現れ始めました。
ホタルの光跡をiPhone6sで追います。
う、うまく撮れない・・。
まとめ
まだ少し早かったようで、ホタル乱舞とはいきませんでした・・。やはり狙い目は6月中〜下旬ですね。
ホタル観賞のコツ
さて、ここだけの話。曽爾村のホタル観賞スポットは時期により移動する、ということを覚えておきましょう。6月上旬は川下に多く、6月下旬〜7月上旬には川上に多く見られるようになるのです。
今回ご紹介した曽爾村掛は川上にあたる場所でしたが、今の時期なら川下(このマップにある赤いクルマ付近)で多く見られます。地名で言えば、曽爾村伊賀見辺り。
名張曽爾線を道なりに進めば、小太郎岩を過ぎた辺りに広い駐車スペースがあります。
この場所で見るホタルの乱舞は凄いですよ〜!曽爾村は広範囲に渡ってホタルが観れる、一大ホタルスポットです。時期的には梅雨入り後がオススメ!ぜひ、一度、行ってみてくださいね!