巷ではアウトドア・キャンプブーム真っ盛りですよね。青空の下で食べるキャンプ料理は、シンプルながら抜群においしいものです。
とはいえ、私自身は子供が大きくなりキャンプ場へ行く機会がめっきり減ってしまいました。ヨシッ、ならば自宅でアウトドア料理を楽しもうではないか!
毎度、男の豪快料理。今回はダッチオーブンで作る『燻製ローストビーフ』でございます。とても簡単で大雑把ですが、めちゃめちゃおいしいですよ〜!
燻製ローストビーフを作ろう!
地元のスーパーマーケットで安い牛肉肩ロースかたまり(約350g)を買ってきました。今回はコレを使って燻製ローストビーフを作りたいと思います。
おろしニンニクを全面に擦り込みます。
次に、クレイジーソルトをたっぷりと塗す。
脚なしダッチオーブン
ダッチオーブンをコンロに乗せて熱します。因みにダッチオーブンには底面に脚が付いてるものと、付いていないものがあります。焚き火で使うなら脚付きタイプが便利ですが、自宅のコンロでも使いたいなら脚なしタイプが断然おすすめ。
私はキャプテンスタッグの安価なダッチオーブンを長年愛用していますが、とても使い勝手が良くて満足しています。最初から高価な物は要りませんよ。
ダッチオーブンが熱くなってきたら、オリーブオイルを垂らします。
そこへ肉を投入。
表裏、側面を万遍なく焼いて肉汁を閉じ込めます。
全面が軽く焼けたら、一旦、肉を取り出す。外が一通り焼けていたら、中身は生で構いませんよ。
ダッチオーブンで燻す
ダッチオーブンの汚れをキッチンペーパーで軽く拭き取った後、アルミホイルを敷いて一握りのスモークチップを乗せます。
更に、少量のピートスモークパウダーを追加。これは無くても構いませんが、風味アップ間違いなし。一度使うと手放せなくなります。
最後にロストル(底網)を敷きたいところですが、このままではちょっと高さが足りませんねぇ・・。
そこで、アルミホイルを3つ丸めて土台にします。
さらに、滴る肉汁でスモークチップの煙が消えてしまわないように、アルミホイルでカバー。
おおっ、完璧!これで高さ、肉汁対策ともに万全になりました 笑
さて、この状態で再び点火して煙が立つまで空焚きします。ところが・・・。
万能カセットコンロ
煙が立つ前にガスコンロの温度感知センサー機能が働いて、すぐに自動消化してしまいます。水気なしの空焚き状態なので仕方ないですね。そこで、今度はカセットコンロへ切り替えて続行。いや〜、シンプル・イズ・ベストだぜ〜!
煙がモクモク出てきたら、肉を投入。
蓋をして中火で約30分ほど熱すればOKです。
途中、15分程経過した頃に蓋を取ってみました。あぁ、煙モクモク、食欲をそそる肉とスモークの香りがたまらん。
金串を刺して5秒、クチビルで温度チェックをしてみれば未だ冷たい。再び、蓋をして継続します。
更に15分後に温度チェック。今度はクチビルに程よい熱さを感じましたので、これにてスモークタイムは終了。
取り出した肉をアルミホイルで包みます。
おおよそ粗熱が取れれば完成。目安として、1時間以上はアルミホイルで包んでおきましょう。
まとめ
普通のローストビーフに比べて、香り立つ芳醇なスモークの香りが何ともたまりませんよ。あぁ、無性に赤ワインが欲しくなる。
スモークビーフをむしゃむしゃ、赤ワインをグヴィグヴィ・・。むしゃむしゃ、グヴィグヴィ・・。
そのまま食べてもおいしいけど、わさび醤油につけても旨い!ぜひ一度、やってみてくださいね!