ベランダでダンボールを使って、簡単手抜きスモーク料理を楽しんでいます。特にスモークホタテ、スモークタコなどは酒の肴に最高ですよ。
さて、今回の『男一匹、ベランダで楽しむアウトドア料理』は、スモークサーモン編でございます。自宅で楽しむアウトドア料理としてBBQやダッチオーブンも楽しいけど、ダンボールスモークもオススメですよー!
サーモンの仕込み
スーパーマーケットでサーモンを買って来ました。このままでも美味しそうなのですが、ダンボールで本格的な激旨スモークサーモンに変身させたいと思います。
味付けはクレイジーソルトのみ。ローストビーフなど、男のアウトドア料理にはもはや欠かせない万能調味料ですね。
表裏、満遍なく多めにまぶしましょう。
ピチットシートで包む
余計な水分と生臭み成分を抜くために、ピチットシートを使います。
密着させるように包む。
折り込んだ端は、3箇所くらいセロテープで軽くトメるといいですよ。
冷蔵庫で数時間〜1日程度寝かせます。
今回は5時間程で取り出しました。ピチットシートに余分な水分、生臭み成分がしっかり吸収されています。
刺身ならこのまま食べると絶品。一度、鯛・ヒラメなどの白身魚の刺身で試してみてください。味、弾力などの悶絶する旨さにマジで感動しますよ!
ダンボールでスモークサーモン
立派なスモーク器具を買わなくても、市販のダンボール製スモークキットで充分です。
ダンボール製といえども、何度でも繰り返し利用できる。軽くて安くて、とても重宝しますよ。使い方や組立方法など詳しくは、次の関連記事をご覧くださいね。
ガスコンロでスモークウッドに火を点ける。
ダンボールの底辺に設置します。
おっと、ここで一つ、ピートスモークパウダーを忘れていました。
無くても構わないのですが、これを振り掛けると料理の色と風味をアップさせてくれるのですよ!
サーモンを燻す
いよいよ、ピチットシートから取り出したサーモンを燻します。
空きスペースがもったいないので、スモークチーズも同時に作ることにしました。チーズは味付け不要ですよ。
上蓋を閉じれば、スタンバイ完了。基本的にはこのまま2時間ほど放置します。煙はほとんど漏れることがありませんので、ベランダでも問題なく使えます。倒れないように気をつけてください。
スモークサーモンの場合、ダンボール内温度が50度以上にならないように。熱過ぎると焼き鮭になってしまいますからね。気温が30度を超えるような夏は、日中を避けるようにしましょう。
途中、何度か45度付近に達しましたので、その都度、上蓋を開けて熱気を解放させました。ダンボールスモークなんて、その辺りは適当でいいのですよ!
スモークタイム完了
2時間経ちましたので、スモーク完了としました。スモークウッドからはまだモクモクと少量の煙が出ております。
どうですか!!サーモンもチーズもいい感じでしょ!
自然に冷ましてから、ラップをして冷蔵庫へ。
最後に
ダンボールで作った、高級スモークサーモンの完成です。市販品のような燻液を使った燻製風味ではなく、本格的なスモークサーモン。
オススメは冷蔵庫で一日寝かすこと。翌日に食べた方が、間違いなくおいしいのです!土曜の夕方に仕込んで、日曜のお昼からスモークをおつまみにグビグビ。もう、たまりませんよ〜!