仕事帰りに呑む酒は何ものにも代え難い楽しみの一つですが、コロナ禍で一変。近頃では夜の街を呑み歩くことが、スッカリ無くなってしまいました。
その分、宅呑みが増えましたねぇ。そこで、今回の男料理は居酒屋定番「どて焼き(どて煮)」をご紹介します。一見手間が多くて面倒な印象ですが、ダッチオーブンを使えば時短でとても簡単に作ることができますよ。
いつものように手抜き・大雑把な男の休日料理ですが、これもまた抜群に美味い!もう、旨過ぎて呑み過ぎて、、。さぁビール片手に、いや、できれば熱燗を用意して作りましょう!
〜 Contents 〜
ダッチオーブンで『どて焼き(どて煮)』を作ろう
スーパーマーケットで安い国産牛すじ肉700gを買いました。他の材料は、大根・にんじん・こんにゃく。下処理用に長ねぎの青い部分と生姜スライスでOK。
・牛すじ肉 ー 700g
・大根 ー 1/3
・にんじん ー 1/2
・こんにゃく ー 2個
・長ねぎ ー 青い部分
・しょうが ー スライス3-5枚
牛すじのアク抜き
ダッチオーブンに牛すじとたっぷりの水を入れて沸騰させます。
沸騰したら火力を弱めて、アクを取りながら5分程茹でる。
牛すじをザルに取り上げて、流水でアクを洗い流します。茹で汁は捨てて大丈夫。1回目の下処理完了です。
ダッチオーブンで時短
2回目の下処理。一度汚れを洗い流したダッチオーブンに牛すじ・長ねぎの青い部分・スライスした生姜を数枚・水をたっぷり入れて、弱火にかけます。
途中、蓋を開けてアクが出ていたら取るようにしましょう。本来、ここでは牛すじ肉が柔らかくなるまで相当な時間を要するのですが、ダッチオーブンなら密閉性が高く圧力鍋と同様の効果があるので時短で済みますよ。
材料の仕込み
さて、牛すじを煮込んでいる間に、他の材料を仕込んでおきます。こんにゃくはスプーンでひとくちサイズにカット。別鍋で下茹でしてアク抜きをします。
大根は1cm幅でいちょう切り、にんじんは皮を剥いて乱切り。ラップをして、電子レンジ600Wで3分程チン。
下処理完了
さて、1時間程経過。牛すじが柔らかくなっているのを確認して、火を止めます。まだ固い部分がある場合は、さらに延長して茹でてくださいね。
長ねぎ・生姜・余分な茹で汁を捨てて、牛すじと茹で汁500cc程を取り置く。茹で汁は足らないと困るので多めにキープしておいてください。牛すじはひとくちサイズにカットします。
全てぶっ込む
ダッチオーブンへ牛すじ・大根・にんじん・こんにゃく・調味料を全てぶっ込む。
・茹で汁 ー 500cc
・味噌 ー 大さじ 4
・砂糖 ー 大さじ 3
・みりん ー 大さじ 3
・酒 ー 大さじ 3
・醤油 ー 大さじ 2
蓋をして中火で30分。途中、何度かかき混ぜます。
さらに、今度は蓋を外して弱火で30分。焦げ付かないように、頻繁に混ぜましょう。
煮汁の量が半分以下になって、全体的にとろみがつけば完成です。
まとめ
ねぎの小口切りをのせて、お好みでこれくらいで許してやるっ!というくらいにたっぷり一味を振りかける。
トロトロ、居酒屋の味
あぁ、トロトロで濃厚な味わい深いどて焼き。まさに場末の居酒屋で出される、慣れ親しんだ昭和の味です。熱燗に合いまくるので、呑み過ぎてしまうこと間違いなし。休日前に作ることをオススメします 笑